2025年9月実施FP1級学科試験分析(基礎編)
さぁ、FP1級学科試験分析の時間がやってまいりました。
今回もスピード重視で試験問題を分析します!
問題の判定は基本的には以下の3つ。
当テキスト未掲載などで、正解を導き出すのは困難だった問題「難問」、
当テキストから正解を導き出せるものの、難易度が高かった問題「普通問」、
当テキストが身についていれば問題なく解けたであろう「易問」。
ただし、問題の難易度から判断する場合もあります。ご了承を。
「FPWikiテキストで勉強していたFP2級合格者」を想定した評価となっております。
今回もきんざいの問題用紙を片手に読み進めてください。公式サイトから印刷もできます♪
急いでアップしてますので間違った解説があったら教えてくださいね!すぐ修正します。それとリンク切れとか誤字脱字も!!
ご指摘はXか当サイトのお問い合わせページでぷりーず(ノД`)・゜・。
この企画のコンセプトをあらためて。FPWikiの過去問分析はみんなとわいわいの疑似体験です。FP試験勉強は孤独になりがち。SNSでフォロワーさんたくさんいる人はそうでもないかもしれませんが、FP試験、特に1級はまわりに受検してる人はほとんどいませんよね。自分はこの問題こう思ったけどみんなはどうだったんだろう。とか、ここ難しかったよねぇ、これは簡単だった!みたいな受検の感想をみんなで共有している気分をここで味わってもらえたらと思いながら解いています。なので、わたしもできる限り受検生視点で解きます。受検勉強の箸休めというか、楽しみにしてもらえたらうれしいです。
各問の最後に関連ページのリンクと、書籍の掲載ページをお知らせしています。お役立てください。
応用編の分析はもう少しおまちください。がんばりますっ!!
このページは基礎編の解説です。
基礎編の検証
問 1
易問 正解2
今回も1問目は「6つの係数」でした。3連続?すっかり定番化してきてますねぇ。①20年間毎年60万円取崩す際の原資、②15年間でその原資を貯めるための毎年の積立額。今回はその2点です。年金現価係数(年金原資計算)と減債基金係数(毎年の積立額計算)を使います。
①600千円×16.3514(年金現価係数20年)=9,810千円
②9,810千円×0.0578(減債基金係数15年)=57万円
正解は2番の57万円になります。
この問題は必ず当てるつもりで対策しておきましょう!!
02.6つの係数p11
問 2
易問 正解2
適切は2番です。高額療養費は世帯合算が可能なのですが、同じ保険グループ内でなくてはなりません。被保険者と被扶養者の関係である必要があります。設例ではそれぞれ健保加入となっており、保険証の番号が違う、共働きですね。この場合は合算できません。
問 3
易問 正解4
久々に労災からの定番問題ですね。通勤経路から外れても経路に戻ってケガした場合は対象になるのですが、経路から外れたところでケガしてしまうと通勤経路内ではないため、労災にはなりません。
問 4
難問 正解1
算定基礎期間はサポート外でした。設問のとおりで育児休業期間は含まれません。テキストに盛り込んだ方がいいかなぁ~悩みますね。
他の選択肢もなかなか細かく難しかったですね。
2は最長2年ではなく4年が正当。
3は給付制限が短くなるのではなくて解除されます。
4は高年齢被保険者は基本手当ではなく高年齢求職者給付金という一時金がもらえます。
難問といたします(。◕ˇдˇ◕。)/
06.雇用保険p32
問 5
普通問 正解1
1が正当です。テキストの受給資格の合算対象期間を参照してください。
2は50歳未満が正しいです。
3はみなし300月はありません。
4は36ヵ月以上あると一定額が加算されます。
07.公的年金制度[全体像]p40
11.遺族基礎年金p57